今できない=これから先もできない、ではない

しなやかなマインドセット、という言葉がある。

どういうことかというと、一言で言えば

「自分は成長していくことができる」

という感覚である。

 

一方でしなやかじゃないマインドセットっていうのは

・自分の能力の基本的なところは結局変わらない

・自分の成長には限界がある

・人の能力は才能で決まる

みたいな感覚。

 

 

どっちが正しいのか、というのはどうでもいい議論で

確実にしなやかなマインドセットを持ってた方が得するよ、というお話。

 

 

この感覚を持つのは難しいんだけど、あえて抽象的に表現すると

自分というものを未来を含めた認識で捉えて欲しいかな。

ポテンシャル込みの自分という感覚というか。

(伝わらない気がしてきた)

 

そして、ずっと自分は成長していくものなのだから今の自分が不完全であってもいい、ということになる。

ここが一番大事。

 

しなやかではないマインドセットは自分は成長、変化しないという感覚。

才能によって人の能力は決まってしまうという才能信者。

だから今の自分が最高の状態、完璧な状態でなければならない。

逆に言えば、自分を卑下したりバカや無能だと思い込むことにもつながる。 

 

比較してみよう。

 

しなやかなマインドセットを持っていると努力できる。

失敗してもそれは成長のための学びになる。

 

そうじゃないマインドセットだと努力できない。

なぜなら努力をすると、自分は努力をしないといけない才能の低い人間なんだということになってしまうから。

それに失敗は学びにならず、本気で努力してしまうと失敗の時に言い訳できないから。

 

 

 

しなやかなマインドセットはかなり環境に依存するので本人を責めることはできないんだけど、ぜひみんなに持って欲しい感覚である。

 

 

 

 

 

意志力と習慣化

意志力について書きます。

・意志力とは

・どう付き合うべきか

 ー浪費しない

 ー裏技「習慣化」

の2本だて。5分くらいで読めるかと。

 

結論だけ先に書くと

・意志力には1日に使える上限があるので無駄遣いしないこと

・習慣化すれば意志力は使われないので片っ端から習慣化する

・意志力は新しい習慣づくりと意思決定にだけ使う

って感じかな。

 

意志力とは

意志力って聞いたことある人も多いと思うけど、自分が思うに簡単に表現すると

「ちょっとめんどくさいことをやる時に必要な力」

だと思う。例えば「掃除」「筋トレ」「勉強」とかに使う力ね。

 

んで、これはHPとかMPみたいに上限値がある。

回復の方法は「睡眠」だけらしい(詳しくは勉強してくれ)。

だから基本的には1日に使える力に上限があると考えればOK。

この上限値を伸ばしていく方法もあるみたいなんだけど、

とりあえず今ある意志力をどう使うかってのがまぁ大事かな。

 

意志力との付き合い方

1.浪費しないこと

基本的にちょっとめんどくさいことするたびに消費される意志力。

例えば普通の人がやりそうな意志力を削ってしまう行動でいうと、

服選び、掃除、洗濯、料理、皿洗い、筋トレ、ウォーキング、買い出し、勉強、メール、電話、ランチ選び、読書、などなど。

そう、これ結構細かいことで基本的に浪費されてしまうものなんだよね。

だからAppleのあの人が毎日同じ服着てるのもこれの浪費を防ぐためだとされてる。

(補足しておくとちょっとめんどくさいことには「意思決定」も含まれるので経営者やビジネスマンはその文脈で浪費を防いでいると思われる)

 

つまりまず大事なのは「浪費」を防ぐこと。

だから必要のない浪費グセをまずはバッサリ捨ててしまおう。

例えばね、朝服を選ぶのと会社での重要な意思決定ってほとんど同じくらいの意志力を使う(らしい)。

だから重要じゃないものは積極的に削っていこう。

 

2.習慣化という裏技を使う

さてじゃあ例えば「歯磨き」で意志力は浪費されるだろうか。

そう。答えは「ほとんどの人が浪費しない」のである。

言い換えると「習慣化していることには意志力は使われない」のである。

 

習慣化しやすい行動は基本的に「毎日やる」ことで、たまにしか発生しないものは習慣化しづらい。なので習慣化できるものがあればしてしまおう。

 

ここで大事なのは「意思決定は習慣化できない」ということ。

つまり意思決定以外のことは全て習慣化してしまって、残りの意志力は新しい習慣づくりや意思決定に回してしまえばいいということ。

習慣化のコツは色々あるんだけど、とりあえず意志力満タンな朝にやり始めるのがオススメ。歯磨きってだからみんな習慣になってるんじゃないかなという仮説w

 

最後に意志力を有意義に使うためのワークを1つ。

1.1日を通してやっていることをできるだけ書き出す。

2.その中で意志力を使っていそうな無駄そうな行動にバツをつける

3.その中で習慣化できそうな行動にマルをつける

4.バツの中でやめるものを1つ決める

5.マルの中で習慣化するものを1つ決める

(習慣化が苦手な人は4.5で難易度の低いものを選ぶこと。)

6.それらを目につくところに書いてはっておく(スマホの待ち受けとかでもOK)

7.1ヶ月後にできたか確認するためにカレンダーに確認の日時を入れる

 

習慣化はカンタンなものからやるのがオススメ。

習慣化力も徐々に成長するものなのでまずは習慣化という行動に慣れていこう。

簡単なところから。

 

習慣化はダイゴさんのやつがわかりやすいのでオススメ

www.youtube.com

セルフチェックリストのすすめ

最近習慣にしていておすすめしたいのが「セルフチェックリスト」です。

月ごとに確認するチェックリストを自分で作って実施するという

効果としては

 

・ああなんか視座が下がってたなと気づける

・気分が落ち込んでる原因がなんとなくわかる

・ついつい忘れてしまっていた志や大事にしたいものを思い出す

 

こんな感じ。

チェックリストの内容はそれぞれ自分で作るのがいいと思います。

参考までに自分のものを。

 

・思い込みにとらわれていないか
・体調は良いか
・失敗を恐れていないか
・人に会っているか
・やりたいことをやっているか
・興奮や感動、驚きや発見はあるか
・成長しているか
・平和を生み出せているか
・アウトプットの機会はあるか
・新しい出会いがあったか
・新しい音楽や映画に触れているか
 
ぜひ興味ある方は試してみてください。
おわり

自殺しようとした時のことを振り返る

やっと過去のことを思い出してもメンタルが持って行かれなくなったので

いい経験として消化するために振り返ります。

 

すべてのはじまりは中学校

僕は昔から体が割と大きい方だったのであまりいじめられることもなく

割とコミュニティでは偉そうにしていたタイプでした。中2までは。

中学2年生の頃に割とダメージがでかい事件が3つおきます。

 

1つ目は友達の裏切り。まぁ今思うとかなりかわいいものなんだけど、

当時俺が割と仲よかった女の子から突然嫌われたことがあった。

理由も分からず突然だったからはぁ?みたいな感じだったけど徐々に落ち込んで来て。

んで当時仲の良かった男の子がいて相談してたんだけど、こいつが犯人だったんだよね。

俺がその子の悪口を言いふらしてると嘘をついてたらしい。

結構後から知ったからショックは大きくなかったけど、

でもこれが「人に嫌われるって何て辛いんだろう」と感じたきっかけだった。

 

2つ目は軽めのイジメ。しかも女子全体から。

これは未だに理由が明確に分からないんだけど、覚える範囲でいうと

「眉毛が太いから気持ち悪い」みたいな感じだったと思う。

まぁ他にもいっぱいあったんだろうけどね。

んで1つ目と共通してるのは「突然」で「理由が分からない」ことだった。

実際これはかなり悩んで、なんで自分ばっかりこんなことに、とずっと思ってた。

この経験がきっかけで1日の半分以上をネガティブに過ごす癖がついたと思う。

 

3つ目はニキビが異常に増えたこと。

これはもうとにかく受け入れられなくて、毎日泣いてた。

自分の顔が受け入れられないって結構辛いんだよね。

鏡見ると本当に気持ち悪いなって心のそこから思ってしまう。

そんで何しても治らないんだよね、だから無力感みたいなのも強くなって。

なんで自分ばっかりって被害者感情がこれで完璧に染み付いたと思う。

ここから加速して毎日が暗く暗くなっていった。

 

この3つの経験が全ての始まりだったと思う。

これからも自分ではどうしようもない理不尽なことに襲わるんだろうという被害者感情が強く根付き、

人に嫌われることが心底怖いとトラウマになったのが全ての始まりだったと思う。

追い打ちをかけた1人の女の子

でもそういうのも時間がすぎてなんとなく薄れていって、

バンドとかもやり始めたからちょっとずつマシにはなっていって。

もちろん心の中はずっとジメジメしてて暗かったけど。

 

昔わざわざ俺を見つけるたびに暴言をはいてきた女の子から連絡がきて、

そのあと仲良くなって付き合うみたいなことがあったんだけど、

まぁ突然ふられたんだよね。その時はそんなにショックじゃなかったけど。

 

ただ次の日かな、たしか体育祭シーズンだったんだけど

その子が野球部の先輩と手を繋いで歩いてるのを見ちゃったんだよね。

そしたらなんか急に悲しくなっちゃって、もはや怒りとかも湧いて来て。

んでそん時は俺ガキだったからその子になんでふられたのか教えてみたいなことを

しつこくメール送ったりしてたんだよね。もちろんブロックされて。

 

そっから3年間は1言も喋ることなく卒業したわけだけど、

結局なんでふられたかもわかんなかったし嫌われたしですごい引きずった。

やっぱり人に嫌われるのって心から辛いって思った。

(ちなみに今は和解してます、別れた理由もさいきん聞きました)

 

大学でもついてまわる孤独感

それで色々と嫌になってしまって、なんとなく「遠くにいきたい」と思い

関西の大学に進学することを決めた。

これがまずしんどかった。友達が1人もいない土地にいるってつらかった。

改めて初対面の人と喋ったり新しいコミュニティに入るのが苦手なんだと自覚した瞬間だった。

しばらく毎日のように漫画喫茶にいって漫画読み続けるみたいな感じだった。

 

バスケのサークルに入ったんだけどすぐにやめた。合わなかった。

何だかすごく嫌な感覚がした。

一部の目立つグループみたいな人たち(バスケもうまい)とそうじゃないグループに別れた。もちろん自分は後者。

ノリとかテンションとかにも結局ついていけず馴染めずすぐにやめた。

よくわかんないけどめちゃくちゃ悔しかったのを覚えてる。

ああ、俺って集団に馴染むの苦手なんだって思い込んでしまうきっかけにもなった。

 

他にも軽音サークルとかは入っててそっちはうまくいったのでよかったけど。

それがなかったらここで死んでたかもしれない。

ちなみに前述した女の子のことは大学2年生くらいまで引きずってた。

成人式あたりで和解した気がする。

 

この後彼女ができたり、いいゼミに入れたりしてかなり充実した人生を送る。

ただ結局この時の充実も人の人生を生きていたんだなという後悔に変わる日が来るんですけど。

 

就職活動での迷い

周りが大手企業を志す中で、なんとなく自分には向いてないだろうなという感覚があった。

だからベンチャーとか渋い事業をしてる中小企業を中心に受けていた。

んだけど、当時の周りの影響とか見栄もあって大手企業もそれなりに受けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テンションを下げ続ける

さてGWも終わり、人によっては5月病なんてのが発症してたりするのかな。

僕も1年めの時は配属地が地元から随分遠くてホームシックと併発、

とんでもなくテンションが低かった記憶が

 

今回は昔から情緒がかなり不安定な自分が経験で学んだ

精神的なコントロールに必要な予防について書きます。

かなり独自の展開なのでまぁ聞き流す程度に。

 

テンションが下がるのは別に問題ない

まずここを確認しておきたんだけど、

そもそもテンションが下がるなんてことは誰でもある。

駅で肩がぶつかったくらいでもイラっとするし、

上司によくわからんこと言われてももちろん萎える。

でも単にテンションが下がるのはそんなに問題じゃない。

 

問題なのは「テンションが下がった状態が続く」こと。

これがコンディションを大きく下げる原因。だと思う。

 

テンションが持続してしまう原因

これはすごい簡単なんだけど、要は反芻が原因なんだよね。

「テンションが下がった経験を頭の中で繰り返し思い出す」ことが原因。

 

自分でもそうだったんだけど、例えば通勤中に駅で知らない人と肩がぶつかったときね、

普通の人ってすぐ忘れちゃうんだって。

まぁそりゃそうかって人がほとんどだと思うけど、

昔の自分は会社につくまではずっと肩がぶつかった感触とかそいつの顔とか身なりとか思い出してずっとイライラしてたのね。

 

この反芻がテンションが下がり続ける原因ね。

ミスをいつまでたっても思い出して凹み続けるとか、嫌なことを思い出して悲しくなり続けるとかも同じ感じ。

 

反芻してしまう原因

これって明確に原因じゃなくて、ただの癖なんだよね。習慣というか。

だから自分では気づけない人が多いし、それが当たり前になってる。

自分のテンションが下がる原因が反芻という癖だということに気づけないんだよね。

最近嫌なことばっかり、みたいな感覚になるから。

 

だからまずテンションがずっと低いなって人は反芻の癖がないかどうか確認して欲しい。

癖や習慣を治す第一歩は「自覚」なので。

 

反芻の癖を治すには

ステップとしては

1.この癖は悪者であると認識する

2.治せるものだと信じる

3.行動を変えて習慣を変える

になるかな。

 

1.この癖は悪者である

まずこれを明確に理解して欲しい。

はっきりいって反芻の時間は「超ムダ」だから。

飲んだ帰りにコンビニ寄っていらないもの買っちゃうとかと一緒なの。

爪を噛むとか貧乏ゆすりとかと一緒。

自分の人生に1つもイイことのない習慣なわけですよ。

 

俺が一番刺さった例え話がこれ。

「君が腕を怪我したとして、血が流れていたとしよう。」

「はい。」

「君は多分血が流れているのをじっと眺めているだろうね」

「おそらくそうですね。」

「痛みを感じながらゆっくりと眺める。それで血が止まってもいちいち傷跡を眺めては痛いなぁと思い返す。」

「ああ、多分やると思います」

「それて傷が早く治ることなんてないのにね。つまりその行動には何の意味もない。」

「時間を浪費してるだけってことですね。」

「そういうことだね。で、君がやっている辛い経験の反芻っていうのはもっとひどくて、傷を上から何度も触って痛いなって言ってるようなものなんだよ。本当はかすり傷だったものをひどくしてしまったり、治りかけの傷を開いたりね。傷を自分でいじってひどくしてしまっているのと一緒なんだ」

「なるほど」

 

この話を聞いて「ああ、自分は無駄な時間をどれだけ過ごして来たんだろう」とものすごく後悔した。

辛いことや悲しいことを思い出して反芻したって何も変わらないはずなのにやっちゃってたなと。

 

執筆中

 

 

 

 

 

強みと弱み

就活の時にさんざん悩まされた「自分の強みと弱みは何ですか?」という質問。

最近自分の中でこれについての答えというか一旦の結論が出たので書いておく。

もちろん賛否両論あるのでこれが正解ではない前提で見て欲しい。

 

強みとは「自信」ではなく「覚悟」である

まず強みを聞かれて一番困るのが

「俺そんな人に誇れる強み持ってないよ...」というもの。

多分共感してくれる人も多いと思う。

 

これ実は強みを聞かれてる時って人と比較してというよりは、

自分の中で強い能力とか傾向を伝えるのが多分正解なんだよね。

というマジレスがまず1つ、でも最近思うのはもう1つ。

 

強みって口に出した瞬間に「覚悟」になるんじゃない?ということ。

ここは強みだし今後も強みでありたい、みたいな。

(なんか強みでゲシュタルト崩壊してきた...)

 

だから今自分の強みに自信がなくたっていいんだよね。

なんとなくそこが無意識に強くて、言葉で宣言することでそこをどんどん強みにしていくみたいな。

だから今自分の強みに自信がないよって人はそれで大丈夫。

そこを強みとして打ち出してどんどん強くなっていこう。

 

ちなみに僕の中での強み弱みの定義は「無意識に繰り返される行動や思考」のことです。

 

弱みがあるのは悪くない、悪いのは「認めないこと」「隠すこと」

弱みってほぼ全員あると思うんだよね。

というか見つけようと思ったら見つかるんだよね絶対。

だからまず自分にはこういう弱点があるんだって認めると楽になる。

そうなのにそうじゃないと思うのってしんどいから...(経験談)

 

ちなみに認めるっていうのは「許す」とか「受け入れる」に近いかな。

完璧な存在でありたいって人の気持ちも痛いほど分かるんだけど(それで精神やられたからオススメしない)

もう欠点もありますよ私だってみたいな態度の方が自分がまず楽だと思う。

(ここがどうしても苦手な人は認知のゆがみが発生してる可能性があるから一度病院に行くのをお勧めします)

 

そんでその次は「隠さずちゃんと人に伝える」こと。

これは育ってきた環境のせいもあってできない場合もたくさんあるんだけど、

伝えた方が間違いなく自分のためになると思う。

 

弱みを伝えておくことの何がいいかっていうと、

みんなそこをサポートしてくれるようになるんだよね。

 

例えばケアレスミスしやすいみたいなことを周りが知っていると、

「あいつの資料危ないから一応目通しとくか」ってなると思う。

これね見方によっては人に迷惑かけてるんだけど正直それでいいんじゃないかな。

だって自分がミスしないように何時間もかけるよりその人が数分目通した方が

ミス少なくなるんだもん。その方が地球全体で考えた時に得でしょうと。

 

まぁ勿論当たり前だと思わずに感謝の気持ちは忘れずに。

何より人の弱みを支えてあげるというお互いに助け合うという意識があると◎。

 

 

 

たまには紙の前で自分の強みと弱みに向き合う時間を作ってみることをおすすめします。以上