しなやかなマインドセット、という言葉がある。
どういうことかというと、一言で言えば
「自分は成長していくことができる」
という感覚である。
一方でしなやかじゃないマインドセットっていうのは
・自分の能力の基本的なところは結局変わらない
・自分の成長には限界がある
・人の能力は才能で決まる
みたいな感覚。
どっちが正しいのか、というのはどうでもいい議論で
確実にしなやかなマインドセットを持ってた方が得するよ、というお話。
この感覚を持つのは難しいんだけど、あえて抽象的に表現すると
自分というものを未来を含めた認識で捉えて欲しいかな。
ポテンシャル込みの自分という感覚というか。
(伝わらない気がしてきた)
そして、ずっと自分は成長していくものなのだから今の自分が不完全であってもいい、ということになる。
ここが一番大事。
しなやかではないマインドセットは自分は成長、変化しないという感覚。
才能によって人の能力は決まってしまうという才能信者。
だから今の自分が最高の状態、完璧な状態でなければならない。
逆に言えば、自分を卑下したりバカや無能だと思い込むことにもつながる。
比較してみよう。
しなやかなマインドセットを持っていると努力できる。
失敗してもそれは成長のための学びになる。
そうじゃないマインドセットだと努力できない。
なぜなら努力をすると、自分は努力をしないといけない才能の低い人間なんだということになってしまうから。
それに失敗は学びにならず、本気で努力してしまうと失敗の時に言い訳できないから。
しなやかなマインドセットはかなり環境に依存するので本人を責めることはできないんだけど、ぜひみんなに持って欲しい感覚である。