テンションを下げ続ける

さてGWも終わり、人によっては5月病なんてのが発症してたりするのかな。

僕も1年めの時は配属地が地元から随分遠くてホームシックと併発、

とんでもなくテンションが低かった記憶が

 

今回は昔から情緒がかなり不安定な自分が経験で学んだ

精神的なコントロールに必要な予防について書きます。

かなり独自の展開なのでまぁ聞き流す程度に。

 

テンションが下がるのは別に問題ない

まずここを確認しておきたんだけど、

そもそもテンションが下がるなんてことは誰でもある。

駅で肩がぶつかったくらいでもイラっとするし、

上司によくわからんこと言われてももちろん萎える。

でも単にテンションが下がるのはそんなに問題じゃない。

 

問題なのは「テンションが下がった状態が続く」こと。

これがコンディションを大きく下げる原因。だと思う。

 

テンションが持続してしまう原因

これはすごい簡単なんだけど、要は反芻が原因なんだよね。

「テンションが下がった経験を頭の中で繰り返し思い出す」ことが原因。

 

自分でもそうだったんだけど、例えば通勤中に駅で知らない人と肩がぶつかったときね、

普通の人ってすぐ忘れちゃうんだって。

まぁそりゃそうかって人がほとんどだと思うけど、

昔の自分は会社につくまではずっと肩がぶつかった感触とかそいつの顔とか身なりとか思い出してずっとイライラしてたのね。

 

この反芻がテンションが下がり続ける原因ね。

ミスをいつまでたっても思い出して凹み続けるとか、嫌なことを思い出して悲しくなり続けるとかも同じ感じ。

 

反芻してしまう原因

これって明確に原因じゃなくて、ただの癖なんだよね。習慣というか。

だから自分では気づけない人が多いし、それが当たり前になってる。

自分のテンションが下がる原因が反芻という癖だということに気づけないんだよね。

最近嫌なことばっかり、みたいな感覚になるから。

 

だからまずテンションがずっと低いなって人は反芻の癖がないかどうか確認して欲しい。

癖や習慣を治す第一歩は「自覚」なので。

 

反芻の癖を治すには

ステップとしては

1.この癖は悪者であると認識する

2.治せるものだと信じる

3.行動を変えて習慣を変える

になるかな。

 

1.この癖は悪者である

まずこれを明確に理解して欲しい。

はっきりいって反芻の時間は「超ムダ」だから。

飲んだ帰りにコンビニ寄っていらないもの買っちゃうとかと一緒なの。

爪を噛むとか貧乏ゆすりとかと一緒。

自分の人生に1つもイイことのない習慣なわけですよ。

 

俺が一番刺さった例え話がこれ。

「君が腕を怪我したとして、血が流れていたとしよう。」

「はい。」

「君は多分血が流れているのをじっと眺めているだろうね」

「おそらくそうですね。」

「痛みを感じながらゆっくりと眺める。それで血が止まってもいちいち傷跡を眺めては痛いなぁと思い返す。」

「ああ、多分やると思います」

「それて傷が早く治ることなんてないのにね。つまりその行動には何の意味もない。」

「時間を浪費してるだけってことですね。」

「そういうことだね。で、君がやっている辛い経験の反芻っていうのはもっとひどくて、傷を上から何度も触って痛いなって言ってるようなものなんだよ。本当はかすり傷だったものをひどくしてしまったり、治りかけの傷を開いたりね。傷を自分でいじってひどくしてしまっているのと一緒なんだ」

「なるほど」

 

この話を聞いて「ああ、自分は無駄な時間をどれだけ過ごして来たんだろう」とものすごく後悔した。

辛いことや悲しいことを思い出して反芻したって何も変わらないはずなのにやっちゃってたなと。

 

執筆中