いつかあなたを殺す"心の自傷癖"を自覚しよう

1年くらい前まで僕には自傷癖がありました。

ナイフを使って身体を傷つける方ではなく、自分のを自らの思考で傷つける癖

自覚するまでほぼ15年近く毎日、日常的にやってました。全く無自覚。

今回は自分の人生の大半を空虚なものにしてしまった"心の自傷癖"について。

(うつ病と近いのではないか、とのご指摘があると思いますが今回は意図的に別物として表現しています)

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"心の自傷癖"とは

よくある自傷癖ってのは自らの身体を傷つける行為(=自傷行為)の習慣のこと。

代表的なのはリストカットだけど、爪をかむとか髪の毛を抜くとかもそうだと言われている。身体を痛めつけるもの全てを指す感じかな。

自傷癖が引き起こす問題は傷跡への後悔や自殺、あとはその自傷癖の原因となっている精神疾患や依存症、虐待などがその人を苦しめてたりする。

 

じゃあ心の自傷癖ってなんなのか。というと要は自傷癖の心バージョンで、

自分の心を自分自身で傷つける習慣のこと。

具体的にどんなものかというと

・自分はダメな人間だ

・こんなやつ社会にいらない

・醜い醜い醜い

・こんなやつ死ねばいいのに

・なんでこんなこともできないんだ

・なんもできない、無能だ

・死んだ方がいいんじゃないの

・大っ嫌いだ自分なんて

みたいな言葉を自分に浴びせるのが自傷ってことね。

これに心あたりのある人はぜひ読み進めてほしい。

 

"心の自傷癖"の怖さ

さぁじゃあここからは"心の自傷癖" あるかも?という人に向けて。

周りにもいるかもしれないから、優しい人にも知っておいて欲しい。

 

1.周りから"全く見えない"から分からない

心の自傷癖は血が出ないし傷跡も見えない。ので人から全く見えない

だから他の人は気づいてあげられないのであっという間に悪化していく。

もちろん本人は癖になってるから自覚することができない。

これは本当に怖くて、元気そうに見えた人が突然死んでしまうことだってありえる。

心の中で散々自分を痛めつけて、疲れて疲れて限界になっちゃうみたいな。

これはすごく怖いことだと思う。

 

2.回数と強度が日に日に倍増していく

傷跡が見えないことと、いつでもできることによる問題。

心を痛めつけるのって限界がないというか感じづらいんだよね、目に見えないから。

限界を迎えた頃には、ね。

それに凶器が要らなくて人目があってもいつでもどこでもできる。

から、電車に乗っても散歩していても飲み会でも彼女といてもいつだって。

自分の場合は朝起きてベッドの中から既に始まってたし、友達といてもずっとやってた。顔は笑っててもできるから。

もうね、習慣なの。習慣。だからずっっっとやり続ける。

 

3.古い傷跡を広げるのも自傷

これが個人的に一番やばかったなと思うんだけど、

過去に受けたトラウマや精神的苦痛(=傷跡)を掘り起こすんだよね。

カサブタをいじる感じから始まって、最終血が出るまでこすったりするみたいな。

普通に考えたらありえないわけ、みんなしないでしょ?

治りかけの傷跡を触りまくってひらきだして血が出て痛いなぁ。ってやらないでしょ。

でも習慣だからやるの、それが普通だと思ってるからやるのよ。

心の中だから血も出ないし。それが異常だってことがわかんないんだよね。

 

まずは自覚から

癖や習慣を変えるには"自覚"からスタートするのが一般的に言われてる方法。

んで俺もこの自覚からスタートした。

まず1日の中で、頭に浮かんだ自分を攻撃した言葉をどっかにメモで残してみて。

そうするといかに自分が自分を傷つけていたかが分かる。

 

自分の場合はこんな感じだった。

・また朝起きられなかった

・風呂もめんどくさいなんてダメなやつだ

・会社行きたくない自分はゴミだ

・こんなミスするなんて自分くらいだ

・なんで人の役にたてないんだろう

・人にとけこめないのは自分が何も持ってないからだ

・こういうとき笑えばもっと人生うまくいくのになんでできないんだ

・こんな人生でいいのか

・あの人もきっとこんな自分のことは嫌いだろう

・生きてる価値ってあるのかな、ないと思う

・死ぬ勇気もない自分はクソだ

etc.....

 

書いてて思い出して辛くなったw

けど、これ会社員の時の午前中の前半に書いたやつ。

そうなのこれ1〜2時間くらいの間にやってんだよね。

こんだけ自分を落とすことばっか自分に言ってたらそら元気出ねえわ、と。

こんだけボコボコにして立ち上がるなんてまぁ無理だよね。

まずは"自分には自傷癖がある"ということを認めるところから始めよう。

 

"考えないようにする"は難しい

んで自覚したら次は"やめる"ではなく"減らす"ことから。

ダイエットとか禁煙とかでもバンってその日から変えられるわけじゃないからね。

俺が有効だったのは、自分を否定する言葉が出てきたら違うことを考えること。

考えるのやめなきゃって考えるともっとそれについて考えちゃうからね。

ただ当時の俺は違うことを考えるってことすら無理だったんですよ(重症w)

傷つけ始めると自分の感情が暴走して満足するまでし続けるんだよね。

だから「ネーミングウォーク」という方法を使いました。

 

思考の切り替え術「ネーミングウォーク」

やり方

1.散歩に出る

2.目に入ったものに片っ端から素早く名前をつけていく

3.全ての名前は装飾語をつけず一言で

(ex.信号が目に入る=信号or棒or青or鉄,標識=棒or看板or標識or文字など)

4.これを集中して5分程度行う

 

そうすると無意識に攻撃しようとしていた奴らがそっちに気をとられるので、切り替えることができる。オススメ。

最初はついつい直前に考えていたことをかんがえてしまうけど、慣れてくるとネーミングウォークがなくても切り替えられるようになるよ。

人は変われる。

 

心の自傷癖を持ってる仲間達へ

最後に、この癖はあなたの人生に絶対に必要ないです。絶対に絶対。

自分でわざわざ自分のテンションを下げる必要なんてないよ。

俺は人付き合いも苦手で不器用だしサボリ癖もあって人として本当にゴミカスだけど、

少なくともそれによって自分を攻撃する必要はないなって思う。

(数年前の自分が聞いたら驚くだろうね笑)

だって攻撃したところでそれが改善するわけでもなくただ疲れるだけだから。

自分は無能でダメかもしれないけど、それで自分を攻撃する必要は全くない。

自分に厳しく、なんていうけどさ、自分に優しくしてくれるのなんて自分くらいだよ。

自分を大切にしろなんて難しいことは言わない。

自分を好きになるのだって簡単なことじゃない。

 

ただ攻撃するのをまずはやめてみて欲しい。

攻撃したってテンション下がるだけで好転したことないでしょ?

だからまずは自傷癖は人生にとって不要だということを知って欲しい。

そして気が向いたらちょっとずつ変えて行ってほしい。変えていけるから。

無理しなくていいから、本当にちょっとずつ、1日1回でもいい。

これで誰かの人生が1mmでもよくなったらいいなと思って書き殴りました。

以上!

 

PS:コメントもらった方、本当に嬉しいです。

僕自身も今は最高に幸せ!という訳ではないのでコメントに救われたりしています。

気持ちをわかってくれる人が他にもいるというだけで力が出ます。

ありがとうございます!

 

ちなみに筆者の状況が好転したきっかけ?になったかなぁと思う本を紹介します。

 

これは割と全体的な話をしている本。

割と前向きな精神状態じゃないと内容入ってこないかも。

 

これはもう無気力に落ちてしまった後の改善に向いてる。

 

こっちは自分の心に向き合う本。

ちょっと難しいけど、隠れたコンプレックスを持っている人や思い込みの強い人に刺さると思う。

 

これは全部めんどくせえ〜って人にオススメ。笑

 

これはタイトルで損している名著。

自分の人生がどの方向に向いているのか分からない、という時にオススメ。