"何も続かない"たった1つの理由

 

 

はじめに

 

今回は短い記事です。

僕は飽き性で根性ゼロタイプなので大抵のことはすぐ辞めちゃうのですが、

最近その理由がわかってきました。

もちろんすぐ辞めることは悪いことではないと思ってますが、

もうちょい続ければいい感じになりそうなものもある、ということも分かってきました。

 

何かを続けられないたった1つの理由

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引用:

成長曲線ってご存知ですか? | 他塾で成績の上がらないお子様専門塾 個太郎塾谷津谷津教室

 

ずばりこれです。はい、説明します。

 

アニメや漫画の弊害

アニメや漫画の主人公、だんだん強くなっていくの面白いですよね。

・隠れた才能が発揮され超強いヒーローになる

・強敵と戦ってギリギリの攻防の中で急成長して勝利

・素晴らしい師匠に出会い修行の日々

みたいな描写、とても多いと思います。

 

これが僕たちの理想とする成長のイメージを作り上げていると思います。

現実的に考えてみると、

 

隠れた才能が発揮され超強いヒーローになる

→最初からそんなに強い人、実際はほぼいないのよ。

 あと才能が活きるフィールド見つかるの運ゲーすぎ。

 

強敵と戦ってギリギリの攻防の中で急成長して勝利

→ただのギャンブルです。ギリギリ勝てる相手でよかったね。

 あとそもそも積み上げてきたものがないと生まれない現象だね。

 

素晴らしい師匠に出会い修行の日々

→苦悩の日々を端折りすぎです。

 

 

です。

何が言いたいかというと

"現実世界ではアニメやゲームのような華やかな成長ストーリーは起きない"

ということです。まずはこれを胸に刻んでください。

 

現実世界の成長は遅すぎて受け入れ難い

何かに取り組む途中、成長を感じる瞬間があると思います。

特に初めての物事に取り組む時、最初は成長ばかりで非常に楽しいです。

でも、初級者を抜け出すあたりから成長の停滞を感じ始めます。

ここで辞めてしまう人がとっても多いです。(僕もそう)

 

なんでやめてしまうのか。それは理想通りの曲線で成長しないからです。

僕らの頭の中にはグングン成長する主人公たちの成長曲線が刻まれているので、

現実世界の成長は遅すぎて受け入れ難いんです。

 

すぐにやめてしまう人の心の動き3パターン

この本には大きく3パターンの挫け方が書いてあります。

参考:達人のサイエンス

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1.成長快楽中毒

成長する瞬間が気持ちよくて最初はグングン進めるが、途中で停滞が起きた時にその快楽をまた別の何かに求めようとして辞めてしまう

2.成果追求焦燥

成果や成長を強く求めるので必死になって頑張るが、あるタイミングでそれがなくなってしまうと挫けてやめてしまう

3.現状満足飽和

少しやって成長を感じたタイミングである程度満足してしまい前進が止まり、変化が起きずに飽きて離れてしまう

 

つまり僕たちは続けるためにどうすべきなのか

 

つまり僕たちは"華やかでスピード感のある成長"を思い描くのをやめるべきなんです。

そんな幻を追い求めてしまうから、当初の目的を達成しないまま諦めてしまうんです。

 

何かを始めれば必ず停滞がやってくる、しかもそれは成長を感じる瞬間より遥かに長い時間がかかる。

そういうことなんです。

 

じゃあその間ずっと我慢すんのかよ!そんなの無理!

そうです、ほんとに僕もそう。じゃあどうするか。

 

道中を楽しむ工夫をする

 

これです、これなんです。

 

・楽器を触るだけでいい気分だった

・身体を動かしてること自体が気持ちよかった

・いろんなことを知るだけで好奇心が満たされた

 

本来はこうだったんじゃないですか?これを続けられませんか?

 

そうです、幻の成長曲線を追い求めている限り無理なんです。

理想と現実のギャップに心が萎えてしまうんです。

 

結論として

・成長は華やかではないし、スピード感もない、それが現実

・幻を追いかけて、好きなことを手放さないで欲しい

・停滞期は必ずやってくる、成長をモチベーションにしてたら挫ける

・道のりを楽しもう

 

 

以上です。